おすすめ

自閉症と正常の境

「自閉症の心の世界」   星和書店
 フランチェスカ・ハッペ

     

日本では専門医以外の医者、例えば小児科医であったり他の科目の医者が、
「自閉症スペクトラムが普通の人に繋がっている」と明らかな誤解をしている例が見受けられますが、
英国でも研究者として同じ悩みがある様です。

    

Scan0054.jpg

ハッペは、ここで
自閉症」は正常な連続体の一端位置していない。とハッキリ明示しています。

続きを読む “自閉症と正常の境”

決別か共同か

アスペルガー 男児 書字障害

自閉症アスペルガーの子供の問題にしても、アスペルガー当事者の問題にしても離婚に発展する例は多く見受けられます。

そこにはアスペルガー症候群(自閉症)に対する認知の差、捉え方の差、考え方の差が一番大きな問題として出てくるのです。

次に子供に対する対応の仕方。日常生活も教育のひとつ。自閉症像が異なるのだからその教育方針が一致する訳ありません。では不一致ながら協力出来るか。これも見ている方向、見ているモノが違っていれば協力は難しいでしょう。

さらに第三者が介入する場合、自閉症の理解者たり得るか。このケースは調停委員ですが、日常生活でも子供の祖父母、教師その他多くの人が関わります。

では、自閉症とは勉強すれば簡単に理解出来るようなモノでしょうか。

1940年頃にレオ・カナーとハンス・アスペルガーが論文を発表してから、数多くの精神科医が自閉症の謎に挑み、3つ組の障害を持つ人、マインドブラインドネスである人と定義づけられたのが、1990年。そこまででも50年。それでも、自閉症専門医以外の精神科医の認識は間違いも多く、自閉症の事を理解しているとは言えません。

それ程難しい自閉症アスペルガー症候群。二人と同じ人がいない自閉症アスペルガー症候群。

全ての親は、冬の八甲田山をラッセルして歩く開拓者なのです。

先に何があるか分かりませんが、親として生きて行くしか無いのです。私には愛情しか手掛かりがありません。

悪いきっかけ

アスペルガー 男児

このケースは特別支援コーディネーターの何気ない一言からこじれた?ケース。現場は現場なりに対応していたのに、有識者が介入してこじれた。その有識者コーディネーターが実は無知。無知に気付かず声が大きく頑張る支援者は非常に多い。

絵カードで操作

カナー型 自閉症者 男性

のんびり家で暮らす自閉症者 屈託の無さの元は何だろうか。試しに絵カードによる療育を受けたか聞いたところ受けていない。

同じ様な知能の子でありながら絵カードによる働きかけが原因で自殺未遂まで追い込まれた子もいる。その事実は全くアナウンスされない。商売の妨げになるからだろうか。

自閉症と遺伝

自閉症 アスペルガー症候群 自閉スペクトラム症 他

遺伝的要素についての論議は昔からあり、尽きる事はが無い。

先ず自閉症とは自閉症の原則3つの障害を全て取り揃えていること。この原則を殆どの人が無視している。その3つ組の障害とは
1.社会的相互交渉の障害
2.コミュニケーションの障害
3.想像力の障害

この医学的な定義を無視。さらに医学的疫学調査による統計の無視。

医学的統計は一定数に何人存在するかを示している。診断を受けるか受けないかに関わらずその割合でしか人類に存在しないと言う事だ。

自閉症先進国スウェーデンのギルバーグによる調査では

ASDは1万人に58人
アスペルガーは1万人に36人
カナー型が1万人に22人

女性の割合を1/8とすると
女性のアスペルガーは1万人に5人

イギリスのサイモン・バロン=コーエンの報告によると ASDのADHDの割合は1割

するとよく見かける、カナー型とアスペルガーの子供を二人持ちながら、母親もADHDでASDだと申告するネット当事者。これを統計的に計算すると

ASDでADHDで女性は10万人に5人となる。これがどの位少ない人数かと言うと、
日本のコロナ感染者数10万人に713人(2021年7月29日)だからコロナ感染者の10分の1以下の人数になる。

コロナ感染者の発信と自称当事者の発信数を比べても多すぎる事が分かるはずだ。

それでも遺伝はある、と言われるのには訳がある。特にアスペルガーの家庭を見るとギルバーグの報告通り未診断ながらアスペルガーと思われる家族が見受けられる。私も妻も同様にアスペルガーを疑う家族がいる。

ただそこには家風と言うモノがあり、やたら直裁な言い方、日常の生活習慣。表面的な行動様式などは家族だから一緒。

但し、診断を受ける人は、障害者として診断を受ける3つの障害を全て揃えていると言うところが、他の家族とは全く違うのだ。

箱男

アスペルガー(詳細不明) 男児   アスペルガー男性64才(私)

不器用ながらも一人で自転車に乗れる児童。私もお気に入りの箱を捨てられるまで長らく箱に入るのが大好きだった。

意味は分からないが、狭いところにギューギュー入り込むのが好きな子が多い。

偏食

自閉症 カナー型 他

団塊の世代は戦前の物資欠乏の時代のトラウマで、偏食は悪として全く受け入れられなかった。その教育理念?は未だ強く残り、日本で偏食は国賊モノだ。

しかし冷静に考えれば、この飽食の時代。偏食があっても何の問題も無い。イチローの毎日のカレーも偏食なのにこちらは賛辞。病気の症状が出てからでも点滴等いくらでも方策はある。

偏食は徐々に少なくなる。それに任せるのが良いと私は思う。

就学前健診

カナー型児童 就学前

日本に限らず年齢別の受け渡し時に問題が必ず発生する。一人の子供の状態を把握しその子に沿った制度への受け渡しがされるのが理想。しかしそうなると個人の全てを国が把握している事になりそれが良いことかどうかと言う問題が発生する。

障害者としては一生障害が変わることが無いので、それでも良いような気もするが、個人の動向全てを把握されるのが嫌でしょうがない人もいる。

医療教育の観点からせめて18才まで一元管理すると言うのも一つの方法だろう。

ギフテッド

カナー型 男児

キリスト教文化から出てきた「ギフテッド」。文化的土壌もバックボーンも考えずにただ日本に持ち込まれた「ギフテッド」。もっともらしく「微笑み」と共に気安く言葉にする方は満足感で一杯でしょうが、その土壌の無い日本人にとって怒りさえ感じる全く意味をなさない言葉です。

一体どれ程の人間がそれを分かっているでしょうか。止めて下さい。

命綱

カナー型 成人 女性 成人でも認知能力が低ければ車の危険性を知る事が出来ない。それでなくても、自閉症児やADHD児は突然行動するから、外出時には命綱、リードを付けて外出して欲しい。

恥ずかしいより先に子供の命。心無い言葉を掛けられても子供の命。子供の命優先でリードを付けて外出しよう。

生活の実際

母親 強迫性障害 鬱     アスペルガー成人女性  カナー型成人女性

ネット上はどんなプロフィールでも可能ですが、現実に生活する事を考えると、その家族構成で子供みんな障害児でどうやって生活してるの?と言う実態不明の家族ばかり。

さらに話の内容も意味不明。彼らは一体どんな生活をしているのだろう。手続きは誰がやってるんだろう。本当に不思議な人達は多い。

睡眠障害

カナー型 成人 女性 幼児にある睡眠障害。これは私は知らなかった。

成人になっての睡眠障害。これについてはあるドキュメンタリー番組で知った。私自身鬱に不眠症がくっ付いて来たので、その体験から、カナー型の成人自閉症者の睡眠障害の原因は療育にある❓と疑っているがどうなんだろう。

カナー型の成長記録

カナー型 成人 男性 症状の出方は多少違っていてもカナー型の自閉症児が辿る道を良く書き表している。

これに比べ、ネット自閉症児ネット自閉症児親の話がなぜリアルじゃ無いのか不思議でしょうがない。何か別の世界の別の障害の様な気がする。

彼らは一体何者なのだろうか。

精神科緊急入院

カナー型 成人 男性 自閉症の子供を育てる事がどれ程大変か。滅多にニュースにならないが、それでも時々自閉症児との心中事件が紙面に出る事がある。

中央紙に取り上げられないケースを考えれば、相当多いと思う。それ程切迫している自閉症児の子育てなのに、自分の子供を自閉症と言いたがる?決めつける?自閉症児親の心理は全く理解出来ない。

忖度

カナー型 成人 男性

日本自閉症協会の会報 いとしご は、以前はハッキリ創価学会で固まっていたし、現在も同じようなモノだろう。昔から変な記事は多かった。

私は忖度抜群で、若い頃は痒いと所に手が届くやたら気が利く男だった。妻が証言してくれる。

だから忖度できないは嘘。

しかし、それは知能を使った社会性だから、やがて疲れ果てさらに創価学会系のスラップ訴訟で生活基盤まで破壊された。

なぜ日本自閉症協会には生きた情報が無いのだろう。これも不思議な話だ。

療育施設

カナー型 成人 男性 知能障害の子供は記憶力に問題があるだけで、何度も忘れるが、その都度支援者が教えればイイだけだ。

一方、自閉症者は記憶力が良いのに、聞き分けが無く、言われた事が理解出来ている筈なのに、幾ら言っても出来ない(やってくれない)。知能障害の子供に慣れた施設であればある程自閉症者は嫌われ断られる。

生きる価値

共にカナー型

生きる価値については、当事者である私も含め家族も大いに考える問題。

人は一人で生きるに非ず。誰もが簡単に口にするが、殆どの人が理解していない。

人間はDNAの組み合わせにより出来上がり、その組み合わせ次第で決まる。美人に生まれ女優になる人も、天才的商才を発揮し莫大な資産を形成する人もDNA次第。普通に目立たず幸せな生活に恵まれた人もDNA次第。

つまり、今の生活に満足している人も、満足していない人もDNA次第。満足している人が存在するのには一定数の障害者が必ず生まれどこかで生活をしている。

不満足の人の影には、成功を収めている人が生まれている。その機会は等しく与えられる。だからこそ、得たモノに対し税金を集め、得られない人に分け与える。税金は成功の証であり、障害者はその存在が成功者を作り上げるのだ。

人に意味の無い、価値の無い人は居ないのだ。

てんかん

日本人は本当に風呂好きで、事あるごとに風呂に入れと言います。一見リラックスできるので、非常に良いモノの様な気がしますが、風呂の負担は非常に大きいのです。

風呂で死亡する事も多く、さらにてんかんを持つ人は皆フロでのてんかんを心配しています。

さらにシャワーだけならまだしも、日本式の風呂は腰をかがめたり、頭を無理に下に傾けたり大変な作業の繰り返し。

危険です。我が家では立ったまま、或いは椅子に座ってのシャワー何れかです。

自己肯定感

褒めて自己肯定感が上がるのは正常な人。アスペルガー自閉症者に単純に当てはまらないのが難しい所。

ローナ・ウイングが褒めると怒り出す子供がいると言っていたが、怒るのも当然。何故なら私(私たち)が(否定的)事実を事実として認め、自分自身の不出来具合を訴えているのに、その(否定的)事実は違うと言われる。

自分が事実を判定しマイナスだと判断した事に対して、「いやそれはそんな事は無くてプラスでもあるんだよ」とおべっかの様なお為ごかしの様な事を言われたら怒るのは当然。

斯くの如く褒めるだけでもダメな自閉症は厄介のカタマリだ。

1850問題

日本の養護教育特別支援校と言う制度は、今も障害者隔離政策の続きだと思う。

昨日まで特別支援校へ子供を集め地域から離し隔離。

18になれば突然地域へ戻す。戻された地域には障害者が突然現れる。恐らく地域に予算が落ちるのは来年から。それまでどうするんだ?誰も考えていない。

こだわり

アスペルガー 男児 毎日欠かさず靴をしまう子供。これ程便利な子供はいないが、親ともなればこれも心配の種。

その日常性、繰り返しも、何か気分によって「忘れる」(打ち消される)事が起きた。

恐らく自分自身でも、忘れる事を覚えたのでは無いだろうか。記念的一日。

カナー型 成人 男性 言葉を話さなくてもこんなに出来るんです。

あきらめ

何とか年金暮らしの生活にたどり着いた私は、もう社会で無理をしないで済む生活になった。妻と二人暮らしだが、妻もアスペルガー、私もアスペルガー。何処にも出ずに生活していても、日常生活のいちいちが、出来ない事だらけ。

妻は料理にしても正常な人の様に手際よく他の事をやりながらこなすなんて出来ない。

私は、寝る前に立てた予定通り動けたためしが無い。出来ない事だらけだ。

しかし、お互い24時間顔つき合わせていても、自分自身が出来ない事を認めていれば、相手も出来ない事を理解出来る。お互い出来ない事だらけだから、出来なくても腹も立たない。

ネット当事者の呟きを見ていると、自分が出来ない事をどうしても認められないみたいだ。きっと知能も高く勉強も出来たんだろう。社会へ出て、出来ない自分が認められないんだろうな。

私たち夫婦は、診断を受け手帳を貰いしかしスラップ訴訟を受け生活基盤を無くしたが、自分たちが如何に無駄な知能をもっているか。まるで知恵遅れ並みの生活しか出来ないかを知るに至りようやく平和に暮らす事が出来る様になった。

アドバイス

自閉症の世界は全く持続性が無い。

子供が片手で抱えられる位の時は皆熱心で非常に活動的で活発。発信も多い。

小学生高学年になると、アスペルガーの子供はすぐに自分の情報を得る術を持つから、親はヘタな事は言えずネット上からは消える。

特別支援校を出る頃には、カナー型の子供を持つ親も発信をしなくなり、成人になった自閉症者を持つ親は消えていなくなる。

あれ程療育に燃えてた親の子供は❓

投薬の是非

カナー型 成人 男性 施設に入ったが投薬の変更(世話が大変?)を要求される

カナー型に投薬する場合、その効果は親の観察でしか判断できない。うめさんの場合、入院した上で服薬調整をしたと言う非常に良い例。

そこまで服薬調整をされた人に対し、さらに薬の変更を求めるのは、施設側が扱いづらいと考えたのでは無いだろうか。

福祉関係者が相手をするのは殆どが知能障害。知恵遅れの人。彼らは記憶力が悪い代わりに聞き分けは良い。その福祉に慣れきっている人、ベテランであればある程自閉症者に面食らう。

ネット上で、知恵遅れなのに自閉症だと主張する親は、自閉症者の困難さを知らずに自閉症だと主張する。これまた不思議な話。

地域で暮らす

自閉症は1万人に58人 そのうちアスペルガーは1万人に36人 カナー型が1万人に22人

カナー型の22人を年代で強引に切り分けて見ると 18才以下7人 19~36才7人 37以上8人(実数調査のデータではありません)。

10万人都市だとザックリ170人のカナー型の成人が生活している事になる。

10万人都市の小学校数が13~15位 小学校と同じぐらいの数通所作業所があったとしても10人収容。同じくグループホームがあったとしても10人収容。

実数から類推すると、あるだけマシ。選択の自由は無し。お仕着せと言うのが分かる。

生きる力

海 成人 女性 アスペルガー  ことみ 成人 女性 カナー型

Twitter上のアスペルガー診断済み当事者の書き込みを読んでいると、既に生きづらい原因を知り、対処法まで知り、手帳も受け取り、場合によっては年金も貰っている様だ。

一方、アスペルガーであったとしても、その事の自覚無しに生活出来ている人間もいるはずだ。生きる為の力、知識とは一体何なんだろう。