アイ　ヘイト　ゴトク

私はガス台の前に立つ度に憎悪に燃える。リンナイにしてもパロマにしてもノーリツにしても
日本を代表する大会社だ。同級生も就職したし。
今ではガス台も高機能化してコメまで自動で炊ける。手間無しで安全だ。災害にも強いしね。
ああそれなのにソレなのに。ゴトクの形だけは50年一日全く変わらない。
ガス台のテーブルトップは今やガラス製で掃除も楽。ああそれなのにソレなのに。ゴトクは昔のまま。
一体誰のアドバイスを受けてデザインしてるんだ？お袋か？一転プロ用はそうじゃない。

プロ用レンジはこんな感じ。どこに片手鍋を置いてもひっくり返らない。だからプロが使える。
日本のガスレンジみたいに、空の片手鍋を置くとひっくり返るようなレンジは使えない。
ガスレンジを使う度に片手鍋がひっくり返らないようにバランスを取らなきゃいけないなんて、
こんな馬鹿げた話あるか。雑伎団じゃないんだから。
本当に大手メーカーの技術者の連中は料理すらした事が無いのか。ナンセンスもいいとこだ。
じゃあ求められていないのかと言うと、プロ用は帝国ホテルに採用されても不満が出ないように
作られているんだから、一般家庭用の製品作りの連中が一般ユーザーをなめてるとしか言えないよね。
たまに見る海外メーカーの家庭用はキチンとしたゴトクが付いてるもんね。
働くオトーサンも若者も家事しなくちゃ。だから掃除機もダイソンに取って変わられちゃうんだよな。
若い人には車も人気が無いらしいし、日本の工業製品は凋落の道を辿りそうだ。さみしいね。
話は変わり、尿管結石で救急車で運ばれた頃、20剤が処方されていて、さらに下痢で苦しんでいた。
その下痢も水っぽい水様便では無く、普通の便が水でふやかった様な重量のあるドッシリ存在感が
ありながらの下痢。何となく小便をしようとして校門が緩むとドサッと出てくる様な危険な下痢。
本当に、いつドコで誰の挑戦でも受けると言うような、油断も隙も無い緊張感溢れる下痢に
悩まされていた。
先生に訴えた所オフェブを減らしたが効果無し。そんな時に結石騒ぎで、薬を呑むのもままならない。
先生も減薬に協力してくれて幾つか薬が減った。その中にあったのがユニフィル。これはカフェインが
忌避条項なので、この1年好きな紅茶は止めていた。
ふとこの事を思い出し、カフェインが忌避条項から外れている事を確認して、本当に久し振りに
紅茶を入れて貰う事にした。うれしーー。ずっと我慢してたけどついに飲める日が来た。
朝食前の紅茶の一杯。1年放置していた茶葉も変質もせず待っていてくれたじゃ無いか。
あまりの旨さに入れたての紅茶を1リットル冷めないうちに飲みきってしまった。
するとあら不思議。あれ程悩んでいた2ヶ月以上続いていた下痢がピタリと治まった。
便秘と言っていいぐらい出てこない。そして出てきたのは紅茶色に染まった丸い便。
キッチリ固まってからコロンと出てきてくれた。以来紅茶の毎日が復活。
逆に便秘に対する恐怖から以前の様に酸化マグネシウムも食事ごとに服用するようになった。
先生に紅茶の抜群の効能を報告したが、「フーン」って感じで否定でも肯定でもナシ。
でもタンニンには下痢止めの効果があるらしい。我が家の紅茶はセイロン紅茶のガッチリ出るタイプ。
タンニンは相当多いと思うよ。それと低温殺菌牛乳のミルクティー。
現在治療中で下痢に悩んでいる方。こんな実例もございます。