子供の自殺。
2017年3月の事件がようやく今報道されていると言う事は、当初の学校側の発表はどうだったのか。(2019年頃)
これもネットニュースの断片なので裏が取れないが、当初学校側にイジメは無いと言う話だったと記憶している。
教育関係者の認識は本当にズレていて、イジメとは棒で叩くとか、土に埋めるとか実行行為しかイジメでは無く、心理的なイジメ、圧力、言葉による暴力をイジメとして認識出来ない様だ。
だから、日ごろ殴られたり、突き飛ばされていたのが、ついに崖から突き飛ばされて落下して死んだとなって、初めて原因はイジメになるのか。
いや、それすら落とすつもりでは無いからイジメでは無いと言いそうだ。
確か山形かどこで体育館のマットに逆さに落とし込まれたまま放置され死んだ男の子がいたが、これも悪ふざけで片付けられたんじゃ無かったっけ。
我が家は田園の中の奥まった所にあり、不便な所だ。
そんな所の家を借りる人が居て、2017年5月に引っ越してきた。
子供5人の子沢山。しかし、引っ越しの挨拶も無く、何か訳ありの様子。
小学校の子供達は元気に学校へ。時にはお母さんが車で送っていく。
中学2年の女の子が居るのだが、全く学校に通うそぶりが無い。
8月16日その中2の女の子が自殺してしまった。
家族は仲よさそうで、毎日熱心にお題目を唱えていた。
子供が自殺する。人が自殺するのは、鬱でなければ自殺まで行かない。
単純な鬱なら悪化すればする程自殺する元気さえ出ないが、躁鬱の双極性だったり、
逆に鬱が良くなって活動的な時が一番危ないと言う。
そう言えば、その数日前には風呂場から楽しそうに風呂場でじゃれ合う親子の声が聞こえていた。
鬱には原因があって鬱になる。
池田町の子供は、教師と言う子供の力では取り去れない原因があったが、
原因が明確であっただけに、その原因を学校側が取り去れず、取り去ろうともせず、
そんな事を考えもしていなかった事が本当に残念だ。
我が家の近所の女の子は、家族がお題目に救いを求めた。
しかし、残念ながらお題目は鬱には効かない。
病院へ行って抗うつ剤を処方して貰う事が出来れば。
鬱か双極性か精神科のきちんとした診断を受けて適切な脳機能薬を飲んでいれば防げただろう。
ただ、現世利役だけで繋がっているグループであれば、相談しても、グループ内のコネで何の実績も知識も無いカウンセラーに回されたなら、回復の見込みは無い。
何とも可愛そうな話だと私は考える。
自閉症、発達障害(ここでは医学的に言う発達障害)
アスペルガー症候群(知能の高い自閉症)を取り巻く環境も、
NHKを十二分に活用利用したニセ発達障害を推進するグループに牛耳られている。
我が子が自閉症と知った親は先ず「早期療育が効果的」と言われる。
そして「早期療育を手がけている人たちはこんな人たち」とネットのリンク先を教えられる。
そこへ行くと「こんな風にトレーニングしてコミュニケーション能力を向上させます」と言われる。
さんざんお金を使っても効果が出なくて悩むと
「この子はこんなに効果がありました。頑張りましょう」と説得される。
しかし、子供の様子が変なのでそこは止める。
実際すぐ効果が出る子供は、自閉症では無く「自閉症では・・」と言う子であって、
すぐに効果が出たり、自閉症が治ったりする時点で、その子供が自閉症では無いと言う事なのだ。
そもそも早期療育と称するモノが本当に効果があるのか。
その判定は、その子供にそのプログラムを施しその子供が30才位になって
初めてその効果の有無を判定出来るのだ。
早期療育を言う人は、2000年に商売を始めた時、すでに早期療育で効果抜群を謳っていた。
私はその効果に対して非常に懐疑的だ。
それは、現実にカナー型の自閉症なのに心が壊れ自殺未遂にまで至った子供が現実に居る。
さらに、古くはオオカミに育てられたと言われた「アヴェロンの野生児」を見ればよく分かる。
この子の場合、障害児を誰か家族がラ・コーヌの森に捨て、
その森で素っ裸で生き続けていた所11,2才で捕まえられたのだ。
1800年パリに連れてこられ、医師のイタールが世話をしながら教育も施した。
その様子は自閉症の子供の生育歴を克明に書き表した貴重な書物として現在も生き残っている。
この本を読んで貰えばよく分かるが、私はこれを読むと、無用な「療育」を施して子供を壊すより
ゆっくり育てて、人間にとって幸せとはどう言う事か、考えながら一緒に生活を楽しんだ方がよっぽど良い事だと考えている。
注記(2021/01/22):福井と言えば、福井大学。福井大学と言えば杉山登志朗医師と関係が深い様です。本日気付きました。
なぜかマスコミで活躍する先生方のお膝元で、自閉症の子供の突拍子も無い事件が起きるのが
不思議でなりません。
(2023/06/23)杉山登志朗医師浜松医科大元教授と非常に密接な、研究を共にする、友田教授の
論文査読偽装が発覚し、今現在6本の差し戻しになっている。まだ増えそうだ。
【自閉症テレビ9】目を見ないアスペルガー1

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