ネットだけで無く、NHKを初めとするマスコミ情報はほとんどナンチャッテ発達障害、
日本式自己申告発達障害の情報だと思っても構いません。
柳家花緑さんと言う、超落語の上手い落語家が居て小さん師匠のお孫さんです。
花緑さんは、子供時代字が読めずバカだったと述懐してます。字が読めないから教科書が読めない。
教科書が読めないから授業で何やってるのかさっぱり分からない。オレはバカだったんですよ。
と言ってます。
しかし、花緑さんは知的でウイットに富み、なにより抜群に落語が上手い。
今は時代が変わりましたが、落語と言うのは師匠と口移しで習うのが本当です。
今は文章で覚えた弟子が弟子入りします。
考えてみると、昔から字は読めないが記憶力は抜群と言う人が居たはずです。そんな人たちの最後の拠り所が芸能界であり落語界だったと想像出来ます。
トムクルーズも昔から読字障害を告白している素晴らしい役者です。日本にも読字障害を
思わせる素晴らしい役者さんが居ますが、カミングアウトまでは行かないようです。
とにかく病的に文字が読めない、読むのが苦手なのですから、ネットにたどり着く訳がなく、
本当に困難な人の助けにはネットは無力と言う事。
この事からも、ネット情報、自称本人情報の怪しさが浮き彫りになります。
そして、残りが自閉症のグループ。基本は自閉症、つまりマインドブラインドネス、であると言う事です。
では、なんちゃって発達障害の大多数を占めるADHDはどうでしょう。
これは、F90 多動性障害 として行動・情緒障害に含まれます。
先に取り上げた知的障害は F70－F79 として別のカテゴリーがあります。
その他、昔学校で見かけた様な変わった子はほとんどが、行動・情緒の障害に含まれます。
こうすると、医学的に見る発達障害と日本式ナンチャッテ発達障害の数の差が
よく分かると思います。
ナンチャッテ発達障害は基本行動・情緒障害ですから、
10人にひとりとか、6人にひとりと言ってもそうなのかも知れません。
しかし、自閉症はいくら何でも多すぎます。グレタ・トゥンベリさんが診断された自閉症先進国
スウェーデン。その国の研究者ギルバーグがスウェーデンで行った疫学調査による人数。
つまり550人に2人と言う数字を正しいと考えるべきでしょう。
ネットやマスコミに氾濫する発達障害に対する情報。これが実態を表していないと言うのは、
この事を知っていれば頷けるはずです。
自閉症と明確なこどもは、療育、療育、とにかく早く療育を。その流行に流されずに
良く考えて下さい。
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